古本の魅力とは、どんなものなのでしょうか。
その魅力を探ります。
■無駄のないリサイクル
本というものは、意外とかさばるもので、日本という土地柄では、あまり多くの書物と暮らすことは簡単ではないでしょう。
そこで、一番の整頓法としてあげられるのが「捨てる」になります。
しかし、「ただのゴミ」になってしまうのでは、捨てられる本も浮かばれません。
是非、欲しい人に渡って欲しいものです。
でも、たいがい、そのお金で新しい本を買ってしまうので、片付けにならないことも多いんですが、そういうこともふまえてのお話です。
■1冊の値段で複数買える
物価も上がり、最近の漫画の単行本でさえけっこうな価格になってきています。
最新版の本なら仕方ないにしても、少々安い値段で手に入れば、もう1冊、買うこともできるかもしれません。
■知識の泉
本とは、知識の泉です。
自分の知らないこと、思いつかなかったことが、たくさん詰まっている魔法の箱といっても過言ではありません。
また、歴史の代弁者でもあります。
「値段史年表」からは、大正時代のサラリーマンは、18銭の銀座ライオンのビールを喉に流し込み、たまには40銭の鰻重で舌鼓を打ち、一生懸命貯めたとっておきの1円50銭で好きな音楽のレコードを買う……
そんな時間旅行も可能なのも、古本の魅力のひとつですね。
■本との出会い
今は少ないんでしょうけど、昔は古本屋で買った本に落書きがあることがよくありました。
それがなかなか他人の日記を読んでるようで、面白いんですよね。
参考書に書かれている覚書のメモ、栞代わりの「ここまで読んだ」とか、「あの人は私をどう思っているのだろう」というほのかな恋心にこちらが赤面したり。
本というのは、人から人へと「渡る」ものなのだなぁ、と思います。